今回は、楽天カーオークションで思った以上に多い減額クレームの実情や減額されるケースを紹介します。
減額ルールやクレームの種類
楽天カーオークションを利用して売買が成立しても、残念なことに売却金額を減額されてしまうケースが存在します。
どのような場合に発生するのかご紹介します。
楽天カーオークションで売却金額が減額されるケース
売却予定の車両の状態が出品前の検査結果と異なるときは、減額される場合があります。
オークション出品をする際には、検査担当者による車両の検査・査定があります。
検査・査定の後に対象車両の写真などをアップするのですが、検査後に車に乗って傷がついてしまったケースもあります。
傷が少しでもつくと車両価値が目減りします。
落札後に買取業者が減額交渉のクレームを入れるのは当然と言えるでしょう。
楽天カーオークションの減額ルール1
公式サイトにおけるサービス利用規約を見ると、減額に関する記載があります。
第13条 (対象自動車の状態が出品前の検査結果と異なる場合の措置)
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上の条項には、3つのパターンが存在します。
ケース1.検査・出品時の虚偽申告
検査・出品時の虚偽報告は減額されて然るべき事例です。
売主も人間なので、少しでも高値で売りたいという欲から車両の状態を少しでも良く見せようとしたり、事故歴を隠そうと考えてしまうかもしれません。
信頼問題にも関わってくることなので、発覚した場合は減額となります。
ケース2.出品から引渡しまでの期間に、対象車両に損傷が発生した
出品してから業者に引き渡すまでの期間中に、売却車両が損傷してしまったという場合です。
損傷発生についてはありえないことでもないので、減額については運営側で最初の検査・査定結果から差額を出して決定します。
出品者である売主が決定額に了承した場合、初期の価格から差し引かれます。
仮に、減額に了承できないと売買契約の解除条件に該当してしまうので、契約解除手数料の2万円が発生します。
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ケース3.対象自動車の輸送時に発生した不具合
楽天カーオークションの公式サイトにおける規約13条の該当部分をもう一度見てみましょう。
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記載には「陸送業者の責めに帰すべき事由は除きます」とあります。
陸送業者のミスによって傷がついてしまった場合であれば責任はその業者にあります。
業者の責任でもなく、運営側の責任でもないことが明確である場合は、売主が傷つけてしまったと推測されてしまいます。
車両の引き渡し時に、両者で傷の有無をしっかり確認しておけば避けられる事例でしょう。
しかし両者間での確認を怠ってしまうと、後からクレームが入る可能性がないとは言いきれません。
クレームに関しては、売主が思っている以上に多くのケースが存在しています。
楽天カーオークションの減額ルール2
現在、公式サイトにおいて確認できるサービス利用規約は2020年2月1日 制定・2020年7月1日 改訂のものです。
2020年月1日改訂の楽天 Car オークション規約というものが存在しているようで、その中に減額範囲を詳細に示す文章がありました。
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現在は対応しない部分なのかもしれません。
ですが、参考として覚えておいても良いでしょう。
楽天カーオークションの減額交渉トラブル
減額交渉トラブルに関しては、発生頻度は少なくとも起こりえることなので記載されているものであると考えているかもしれません。
しかし楽天カーオークションでは、売主が思っている以上に業者から「出品時にはなかった傷がついている」とクレームが来る事例が多いことが分かりました。
利用を検討中の方は、クレームに関するリスクを意識しながら決めた方が良いでしょう。
トラブル事例に関しては下記を参考にしてみてください。
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楽天カーオークションを更に検討したいと考えている方はこちらを参考にすると良いでしょう。
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オークション形式の中でおすすめの業者を知りたい方はこちらをご覧ください。
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